~外出自粛要請に対して東京都と大阪府の感染者数と感染拡散状況の違いが移動傾向の格差に影響か~
新型コロナウイルスの急拡大を受け、東京都と大阪府が呼び掛けていた「週末外出自粛要請(3月23日週 :28日(土)29日(日))」の東京都と大阪府の繁華街各地の人流変化傾向を調査。(アドインテ独自調査)
AIBeaconを活用したOMOマーケティングやDMP事業を行う株式会社アドインテ(京都府京都市、代表取締役 十河 慎治、以下「アドインテ」)は、自社サービスのAlBeaconとGPSデータを活用し全国の特定の商業エリア/繁華街の人流調査を実施したことを報告します。
調査概要
- ■目的
- 新型コロナウイルスの急拡大を受け、3月26日(木)に東京都が呼び掛けた「週末(3月23日週 28日(土)と29日(日)外出自粛要請」と3月27日(金)に大阪府が呼び掛けた「週末(3月23日週 28日(土)と29日(日)外出自粛要請」当該週末の人流変化を調査。
- ■期間
- 2020/3/16-2020/3/29
- ■対象エリア
- 東京エリア(新宿駅周辺、渋谷駅周辺、池袋駅周辺、銀座駅周辺)
大阪エリア(梅田駅周辺、道頓堀周辺、心斎橋周辺) - ■手法
- アドインテ独自端末AIBeaconデータ及びGPS情報による調査、アドインテ独自AIによる統計手法
- ■結果
週末外出自粛要請(3月28日(土)と29日(日))は、その前の週の土日と比較して
東京エリアでは、40〜60%程度の人流減少が見受けられた。他方、大阪エリアでは、10〜40%程度の人流減少が見受けられた。
大阪エリアの人流減少率は、東京エリアの減少率とほど大きくなかった。
これらの傾向から外出自粛要請に対して東京都と大阪府の感染者数と感染拡散状況の違いが移動傾向の格差に影響が与えられていると見受けられる。
またアドインテ独自のAIを使った属性推定にて
性別においては、
全体:男性の方が外出が多かった
新宿、池袋、心斎橋エリアは男性比率が高い傾向
銀座、梅田エリアは女性比率が高い
年齢別においては、
40歳以下が半数を超える結果となった
渋谷、池袋、道頓堀、心斎橋エリアは、特に34歳以下が半数を超えた という結果が見受けられた。
新宿駅周辺
渋谷駅周辺
池袋駅周辺
銀座駅周辺
梅田駅周辺
道頓堀周辺
心斎橋周辺
アドインテは、自社開発したIOT端末「AIBeacon」を活用したOMOソリューションや、位置情報を活用した「来店促進施策」が可能となる広告配信サービスの「AIGeo」を通じて、小売業界、飲食業界、イベント業界などのお客様にソリューションを展開しております。
昨今の新型コロナウイルスによる外出規制/外国人旅行者(インバウンド)減少に伴い、落ち込み傾向にあるリアル店舗での消費に対して、今回の様な調査報告レポートや、顧客分析/集客サービスの展開により、引き続き、小売業のお客様をサポートして参ります。
また、保有するデータを活用することで、今後、3月末以降の状況や他エリア状況も定期的に発表する予定でありますが、他の地域などでも調査要望がございましたら、出来る限り対応していきたいと考えております。
※AIBeaconは、「Wi-Fiでも検知可能」「専用アプリ不要」と、従来のBeaconが持つ欠点をクリアにしたもので、Wi-Fiに対応したことにより、計測可能範囲は半径数十メートルからMAXで約180mへ、また個人情報を取得することなく匿名のアクセス情報が取得できるようになった。 取得した情報はアドインテDMPに蓄積され、様々なマーケティング施策に活用することができる。
- 【株式会社アドインテ】
- 本社所在地 :京都府京都市下京区新町通四条下る四条町347-1 CUBE西烏丸7F
- 代表者 :十河 慎治
- 事業内容 :AIBeaconマーケティング、アドインテDMP、WEBマーケティング
( ホームページ : https://adinte.co.jp/ ) - 【本件に関するお問合せ先】
- 株式会社アドインテ 担当:管理部 龍味
- 電話:075-342-0255