〜国内流通総額最大規模のリテールメディア事業拡大と流通小売・メーカー向けDXソリューション開発を強化〜
IoTとAIを活用した流通小売・メーカーDX支援、リテールメディア開発・運用を行う、株式会社アドインテ(京都府京都市、代表取締役:十河慎治)は、グローリー株式会社(東証1部:6457 本社:兵庫県姫路市/代表取締役社長 三和元純、以下グローリー)より更なる連携強化を目的として追加出資を受け、両社出資による合弁会社、株式会社AGIFT(以下AGIFT)を設立したことをお知らせ致します。
1.本件の目的
本件は、小売・飲食店舗のDX推進を支援することにより新たな価値を提供し、課題を解決していくことで事業強化を図ることを目的としております。
アドインテは、グローリーより追加出資を受けることと併せてAGIFTに対する出資も行い、同社において、グローリーの持つ券売機やKIOSK端末を始めとした顧客接点デバイスや画像認識技術と、アドインテの持つデータ分析技術との融合等、各種研究開発を進めることにより、小売・飲食店舗を高度に情報化されたメディア媒体としての付加価値向上を実現してまいります。
AGIFTとは、“AdInte & GLORY Innovative Future Technologies”を指しますが、AGIFTにおいて、その名が示すとおり、新たな収益と顧客満足を生み出す創造的事業に取り組んでまいります。
アドインテ及びグローリー、AGIFTとの協業により現在弊社が構築している国内流通総額最大規模のリテールメディア事業の更なる拡大と、流通小売・メーカー向けDXソリューション開発を強化し、この分野におけるNo.1企業となることを目指します。
2.グローリー及びAGIFTとの協業内容
グローリーの製造・技術アセット(カメラや画像認識技術)によって得られる商品棚情報を組み込むことにより、従来の来店状況分析・商圏分析・顧客属性分析に加え、
1)陳列商品メーカーへの「“商品棚”状態情報」の提供
2)メーカー及び小売店舗への流通最適化サービスの提供
3)店舗従業員への棚欠品アラート等の通知サービスの提供
が可能となり、小売店舗・メーカーの新たな収益機会を創造するのみならず、販売機会ロス及び廃棄ロスの低減を高度に両立させ、SDGsを始めとした社会的要請にも積極的に応えてまいります。
また、画像認識技術によって得られた情報を加えることで
4)ダイナミックPOP※1の掲示技術開発
5)ダイナミックプライシング技術※2開発
6)小売販売空間のメディア化(デジタルサイネージ等を活用したDOOH化※3)の技術開発等により、店舗環境の「情報状態空間メディア化※4」の実現を図ってまいります。
※1 ダイナミックPOP(ポイント・オブ・パーチェス)とは、小売店の店頭プロモーションとして展開される、ネットワークを通じ表示内容を瞬時に書き換え可能な広告媒体のこと
※2 ダイナミックプライシング技術とは、商品の価格を需要と供給の状況に合わせて変動させる技術のこと
※3 DOOH(デジタル・アウト・オブ・ホーム)とは、デジタルサイネージを活用した屋外広告のこと
※4 情報状態空間メディア化とは、店舗等をセンサ等で観測されるデジタル情報の集まり(情報状態空間)として捉え、その状態に応じて接客の方法やPOP、値札、デジタルメディアをダイナミックに変化させる新たなマーケティング手法のこと
※5 VMD(ビジュアル・マーチャンダイジング)とは、商品化や商品販売を行う際に、店内環境や商品棚における視覚演出表現を積極的に取り入れ、「より商品を見やすく快適にショッピングを体験できる様にするための空間演出・空間デザインを行う」新たなマーケティング手法のこと
■株式会社アドインテ
会社名 | : 株式会社アドインテ |
設立 | : 2009年4月 |
代表者 | : 代表取締役 十河慎治 |
URL | : https://adinte.co.jp/ |
所在地 | : 〒600-8441京都府京都市下京区新町通四条下る四条町347-1CUBE西烏丸7F |
事業内容 | : 流通小売DX支援/リテールメディア開発・運用/O2O・OMOマーケティング |
■ サービスご依頼に関するお問い合わせ先
株式会社アドインテ
電話 | :03-6427-8847 |
FAX | :03-6427-8947 |
URL | : https://adinte.co.jp/contact/ |