〜オンライン・オフラインデータを統合したCDP構築から、リテールメディア開発による収益基盤の構築等、財務観点も含め複合的に支援〜
IOTとAIを活用し流通小売業・メーカーDX支援、リテールメディア開発・運用を行う、株式会社アドインテ(京都府京都市、代表取締役 十河慎治)は、株式会社新生銀行(本社:東京都中央区、代表取締役社長:工藤 英之)と、流通小売業の広告事業などの新規事業創出に係るリテールメディア開発支援業務に関して協業を開始しましたので、お知らせします。
【協業の背景】
小売業を取り巻く市場が大きく変わろうとしており、人口の減少や国内需要の伸び悩み、高齢化による人手不足に加え、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、生活者の消費・購買行動、海外含めたEコマースの攻勢によって、地方の小売業などは特に大きな変化に直面しています。
その中で、米国や中国で多くの成功事例が生まれつつあるのが、小売とメディアが融合したリテールメディアという取り組みです。小売が保有する購買情報などのオフラインデータを活用して広告配信する仕組みを構築することによって、新たな収益を生み出す企業が増えてまいりました。
海外ではウォルマート、クローガー、ベスト・バイなど、自社保有データとデジタル広告の融合によるリテールメディアを構築し、大きな成果をもたらしており、日本においても同様の取り組みが増えてまいりましたが、まだまだ大手小売企業の参入がほとんどです。
リテールメディア構築におけるCDP(カスタマーデータプラットホーム)の構築や、デジタルサイネージの設置などには大きな初期コストがかかり、導入が進まないケースも少なくありません。
本取り組みでは、これまでにアドインテが培ってきた構築運用ノウハウ、広告設計から収益化まで、広告販促DXにおけるサービス開発コストも最小限に抑え、更には新生銀行が強みとする、新生銀行が有するファイナンス機能や、強みを持つ事業計画、財務戦略等に係るコンサルティング能力との融合により事業計画の策定や財務コンサルティング機能およびファイナンス機能の融合により、お客さまの販促DX推進におけるリテールメディア事業への新たな参入を複合的に支援してまいります。
■本取り組みの概要
新生銀行は、小売事業者等のお客さまの経営課題分析を踏まえ、お客さまが保有するデータを活用した新規事業参入等の課題解決型営業を通じて、お客さまのニーズを可視化することで、Cookieレス時代に向けたリテールメディア事業へ参入するお客さまに対して、必要な財務コンサルティングや各種ファイナンスの提供を実施していきます。
アドインテは、ご紹介いただいたお客さまに対して、CDP(カスタマーデータプラットフォーム)開発による顧客データ分析基盤を提供し、ID-POSと連動したデジタル広告配信の導入支援を行います。
リテールメディア構築による、新たな収益源の獲得だけではなく、店頭告知のデジタル化を推進することで、現場作業の負担軽減や省人化などにも、貢献していきたいと考えております。
また、店舗への来店行動等のオフラインデータも活用し、消費者の関心に合わせた販促活動支援を提供することで、購買体験の向上や店舗導線の刷新等、経営効率の改善も含め横断的にサポートしていきたいと思います。
【サービス概要イメージ】
アドインテでは、リテールメディア構築はすでに40社を超え、リテールメディア開発支援数は国内トップクラスの実績となっております。
リテールメディア構築における最大の目的はリアル店舗でのユーザー体験向上であり、引き続き、プロダクト設計や新たな広告メニューの開発、既存販促メニューとの整理・統合、また分析レポートの高度化を図りながら、更なる事業成長を目指していきたいと思っております。
■株式会社新生銀行
会社名 | : 株式会社新生銀行 |
設立 | : 1952年(昭和27年)12月 |
代表者 | : 代表取締役社長 工藤 英之 |
URL | : https://www.shinseibank.com/ |
所在地 | : 〒103-8303 東京都中央区日本橋室町2-4-3 日本橋室町野村ビル |
事業内容 | : リテールバンキング、法人向け金融サービスの提供など |
■株式会社アドインテ
会社名 | : 株式会社アドインテ |
設立 | : 2009年4月 |
代表者 | : 代表取締役 十河慎治 |
URL | : https://adinte.co.jp/ |
所在地 | : 〒600-8441京都府京都市下京区新町通四条下る四条町347-1CUBE西烏丸7F |
事業内容 | : 流通小売DX支援/リテールメディア開発・運用/O2O・OMOマーケティング |
【本リリースに関するお問い合わせ先】
株式会社アドインテ 担当:管理部 龍味
電話:075-342-0255